2009年01月04日

Porsche_911_ GT3

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究極のオールラウンダーとして人気のポルシェ911。

これまでの発展と進化の過程において、エンスージャストの記憶にる強烈に残る数々の伝説的なモデルを送り出してきた。 具体的には、デリケートだがアグレッシヴな'70年型STと’73型カエラRS、強烈な加速性能を持つ歴代の911ターボ、軽量で高性能なタイプ964と993のRS、そして’99年型のGT3である。 

当時のFIAのレースカテゴリーにちなんで名付けられたというGT3は、RSが標榜した軽量化よりも、ドライビングダイナミクスに主眼をおいたクルマだった。

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このモデルをもっとも強く特徴づけていたのは、ほかの911に搭載されているユニットよりパワフルで魅力に富んだ特別仕立てのフラット6である。
GT3用のエンジンは純粋なレーシングカーであるGT1用に開発されたユニットから派生したもので、'03年にデビューしたマイナーチェンジ版の2代目GT3では、さらにパワーアップして381psとなった。

996GTは、ポルシェならではの信頼性の高さとスピードを武器に国際格式のレースで幾多の勝利を飾り、裕福なサーキット走行会愛好家からも絶大な人気を誇った。 そして911シリーズを代表するモデルとして、タイプ997をベースに更なる進化を遂げたのである。

911の派生モデルとしては、恐らくもっとも精悍なルックスをしている。容量の大きい燃料タンクを搭載するために、モノコックはカレラ4のものを使っているが、外装パネルはヒップがスリムなカレラのものである。 
さらにボンネットとドアはアルミ製で、エンジンフードは軽量な樹脂製である。 

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低く構えたスタンスには凄みさえ伝わってくる。 過激なエアインテークを持ちながら、Cd値は0.29を達成している。 リアウィングは旧モデルよりもさらに大きくなり、走行条件に応じて角度を6度の範囲で調整することが出来る。 
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2008年09月16日

Audi_R8_4.2_FSI_quattro

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スーパーカーとは思えない洗練度。

アウディは初めて作ったスーパーカーのR8で、王者に君臨するポルシェ911カレラ4Sに勝負を挑むため作り上げられたクルマだ。

勿論、アウデイが1670万円のミドシップV8スーパーカーを作ろうと決めた背景には、ほかにもさまざまな理由がある。ランボルギーニを傘下に収めたアウディがガヤルドやムルシエラゴなどのニューモデルの開発を指揮し、それによって得られた経験やノウハウが、最高速300km/hを誇るこのR8の開発決定に大きな影響を与えたことは想像に難しくない。

だがアウディが、このモデルの開発を決意した最大の動機は、やはり打倒ポルシェ911であり、世界最高のスポーツカーを打ち負かすということにほかならない。

R8のパワーユニットには、RS4に搭載された素晴らしくデキのいい自然吸気V8(420ps)が選ばれ、ミドエンジンシャーシには、インゴルシュタット生まれのハイパフォーマンスカーの常套手段であるクワトロ4WDを採用した。

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R8は単にランボルギーニ・ガヤルドのメカに少々手直しを施し、V10の代わりにRS4のV8を積み、デザインを替えただけのモデルではない。
R8のパワーブラントはRS4と同じ4.2リットル直噴V8だが、R8では潤滑方式がドライサンプに変更され、エグゾーストシステムもミドエンジンレイアウトに合わせて一新されている。このV8はRS4で定評のあるユニットで、RS4よりも車重が若干軽いV8ではいっそう勢いのある走りをもたらしてくれる。

最高出力は420dps/7800rpm。最大トルクは43.8kgm/5500rpmである。レブリミットは8250rpmで、のちほど明らかになるが、このエンジンの本領をフルに発揮させるには高回転まで回す必要がある。

R8のスタイリングはしなやかさを保ち、2003年のフランクフルトショーでコンセプトカーとして発表された「ルマン・クワトロ」に忠実な姿で量産したことは、非常に素晴らしいことであり、業界の間でも高く評価されている。

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まさに世界一実用的なスーパーカーとして評価の高いR8。
ポルシェの牙城にあと一歩というところまで迫ってみせたといえる。
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2008年09月10日

Ferrari_599_GT

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超高速GTの新機軸

マラネロにとって、575Mへのあまりにも低すぎる評価に対する名誉挽族の想いが、このクルマには込められている。新設計のオールアルミ製シャーシに620psを発生させるV12を搭載し、367ps/tという途方もないパワーウェイトレシオを誇る599は、メルセデスSLRマクラーレンをも凌ぐポテンシャルを秘めている。

フェラーリ599は3458.7万円というプライスタグを掲げ、620psのパワーを誇る。価格については、599が競争を挑む相手に比べればそう驚くような価格帯ではないかもしれないが、フェラーリがこのクルマに600psオーバーのパワーを与えるとは予想外な出来事だった。これにより最高のエキゾチックなスポーツGTになったのである。

550と575Mは昔さながらの方法で尊られた最後のフェラーリだった。この2台は外観こそモダンに見えたが、中身は鋼管フレームにボディを取り付けた構造を探っていた。ボディを取り去った姿は、驚く造どTVRに似ている。もちろん、フェラーリ関係者の目の前であからさまにそれを指摘する人は誰もいなかった。

翻って599には、まったく新しいテクノロジーが使われている。
アルコア社が生産するオールアルミ製シャーシを採用したことで剛性が格段に向上し、重量も軽減も図れた。燃料タンクをホイールベース(575Mより長い)内に収めて慣性モーメントを減らし、重心位置も下がっている。

エンジンはエンツォ用の5999ccV12ユニットをベースに変更を族え、最高出力は620ps/7600rpm(レプリミットは8400rpm)、最大トルクは62.0kgm/5600rpmを誇る。車重は公称ながらも1690kg、馬力荷重比は575Mの295ps/tをはるかに凌ぐ367ps/tになる。599はこれまでとは異なる新しいカテゴリーに属する"スーパーGT"とでも呼ぶにふさわしいクルマなのである。

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599はフェラーリがF1マシンの研究開発から得た数々の成果のショウケースになっている。その造とつが、変速時間のきわめて短い最新のソフトウェアを採用したセミA/Tである。レースモードを選べば、電子制御機能がクラッチを切って次のギアに入れ、再びクラッチをつなぐまでの動尊がわずか0.1秒。
またアンダーボディーの空力処理にもF1マシーンのテクノロジーが採用され、300km/h走行時には165kgfものダウンフォースを発生する。

ハイエンドのクルマのパフォーマンスを比較評価に役立つ重要な指標がある。0-161km/hの発進族速タイムである。このタイムが10秒を切れば、「速い」部類に属することになる。BMW M6やランボルギーニ・カヤドがそうだ。そして8秒台ともなれば、「かなり速い」に属する。ポルシェ911ターボなどがそうだ。だが、さらにその上のクラス、8秒を切るエリート。このGTであるはずのフェラーリ599は、そのエリートクラスを脅かすタイム、往復で7.4秒を弾き出している。

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ちなみに最大のライバルの造とつ、ランボルギーニ・ムルシエラゴLP640でさえ、599には惨敗である。
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2008年09月09日

Lamborghini_Murcielago_LP640_e-gear

Lamborghini_Murcielago_LP640_01.jpg 他に類を見ない圧倒的な存在・・

LP640は、ランボルギーニ社が本来、作るつもりのなかったクルマである。
5年前、ランボルギーニはムルシエラゴに搭載された豪快な6.2リットルV12は既に時代遅れであり、まったく新しいエンジンに道を譲るべきだと考えていた。と同時に、その新型V12を積むまったく新しいモデルの導入が必要だとも考えていた。つまり、われわれの知る巨大で猛々しいランボルギーニはもう作られない予定だったのだ。

しかしというか、当然ながらランボルギーニのスタッフ全員がそう考えていたわけではない。

一部のエンジニアたちは、このV12は1960年代(初登場は、1967年のミウラ)から発展を続けてきたユニットであり、最後にもう一度大きなパフォーマンスアップを図れない理由はないという意見を持っていた。
そして彼らは開発を開始させた

それから2年半後、社内には旧来のV12は振動が激し過ぎて
2006年に新規導入するには洗練度の点でふさわしくないという反対意見も数多くあったのだが、それらを推してもこのLP640が発表された。

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LP640に搭載のV12エンジンは、基本的にはこれまで同様に初代V12の発展の延長線上にあるものだが、排気量を6.5リットルにまで拡大し、新しいクランクシャフトとシリンダーヘッドのほか、全面的な見直しを受けて作られた吸排気システム、そして4個もの新しいECUを与えた。

スタイリングについては、従来型をアグレッシヴに発展させたもので
これまでと同様に、魅力的なエキゾチックカーに仕上がっている。

LP640という車名は、そのエンジン部分に由来している。

Lはイタリア語のLongitudinale(縦方向)、PはPositeriore(後方)の略称で、LPと繋げて「後方縦置き」を意味し、640は出力を示す。

LP640の最大の「売り」は、ランボルギーニのモデルがいつもそうであるようにそのエンジンにある。
 
実は、従来よりも50psと少し大きいのだが、旧モデルでもパワー不足が指摘されたことは一度もない。

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前述したように、この6.5リットル・ユニットは
ミウラ以来使われてきたチェーン駆動4カムV12の発展型である。

おそらくは2001年の初代ムルシエラゴに搭載された時点で開発は頂点に達していたはずだが、ランボルギーニのエンジニアたちは
さらに排気量を6,496ccにまで拡大し、クランクシャフトとシリンダーヘッド、潤滑系、バルブなどといった内部のムービングパーツのほとんどを一新した。

補器も、新しい吸排気システムと冷却系、
そして4個のECUが与えられている。
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